書き上がった脚本に、音楽を付けて行くのですが、
最初は、よしかわさんに、普通に声に出して全てを通して読んでもらいながら、
読み方とか、抑揚、それと読みにくい言葉や判りにくい言い回しをチェックしつつ、
山本さんが思いつきで音を乗せてみたりします。
初日のリハーサルは、大体それで終わります。
一週間後の次のリハーサルで、音楽のイメージとか、タイミングを思いついたり、
似た感じの既存の曲を当ててみたりして、試してみます。
楽器もギターと、ルーパーの組み合わせとか、パソコンでのシーケンスやキーボードなど、山本さんが使える楽器を色々試すのですね。
今回は、最初は、パソコンにあるシンセ音源とギターで、
シーケンスやサンプリングを多用した緻密なアレンジを試していました。
話全体の中で、テーマに繋がる場面の重要な曲を決めるのにも、
クラシックギターはもとより、ヴァンゲリスの音源を試しに当ててみたりして、
イメージを固めてゆきました。
で、次のリハーサルでは、又別のイメージを試します。
ほとんど毎回リセットして別のイメージとタイミングを試して、
その中から最後まで残るエッセンスを凝縮するわけですね。
そして、今回の構成は、気がつくとどんどんシンプルになってきました。
善通寺での試演を含むリハーサルは後二回。
音楽は、アコースティックギターと、一部分にルーパーを使う、アドリブ演奏を強く意識したものへと固まってきました。
さて、次週はいよいよ善通寺で主催者関係者だけでの試演です。
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