善通寺さんより資料を頂いて、物語を書いてゆく事になったのですが、
資料を見ながら、うえまつ@戯作者モードは、まず、どの路線で行こうか悩んだわけです。
様々な人が観においで下さる場なので、あまり尖った話とか、
常識を覆すような喜劇とか、そういうのは、見送りました。
というか、まだそういう高度な話は技量的に書けません。
逆に悲嘆にくれる悲劇というのも、今回のテーマではありえない、と思いましたし、
根が軽いので、そもそもそういう話は書けません。
書けないのばっかりじゃありませんか。
技量的に。
それで結局、空海が辿って来た足跡、というか、偉業の数々に繋がるような話にしました。
幼少の空海=真魚が、後の偉業に数々を成す、その原体験のような物語。
といっても、ファンタジー脳が現実的な話にはさせてくれません。
そんなこんなで、初稿が出来上がったのは2月の18日頃。
内容について、不安な所もあったので、善通寺の担当の方に、
原稿を見ていただきました。
結果はとても好評をいただき、うえまつ@戯作者モードは、
ホッとするやらうれしいやらでした。
その後、一部表記などを修正した第二稿をベースにして、
よしかわさんと山本さんに物語をゆだねます。
初読み合わせは、3月の“虹猫の話”が終わった翌週でした。
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