Road Qu

それは声のコトダマと楽器のオトダマが織りなす、あたらしい“聴き物語”体験

音楽的朗読ユニットRoad Qu (ロード・クゥ)は、朗読と音楽が融合した、
単なる物語の朗読にBGM演奏を加えただけではない、
新しい物語の体験を演出する事を目指したパフォーマンスユニット。
朗読 × 探求の道( Road of quest )
それが Road Qu です。

2013年8月11日日曜日

8/9 牡丹灯籠 at 欅

牡丹灯籠・欅公演においで下さった皆様、
ありがとうございます。

記録的猛暑が続く中、
夕方より開場、開演という形は、ほんのわずかでも暑さが和らぎ、
快適なひと時をお届け出来たように思います。

日頃は爽やかさを売りにしている Road Qu の公演ですが、
今回は初の怪談と言う事で、真逆とも言える方向性が要求されました。
そのために今回は会場自体も演出して、照明を落とし、
ロウソク風の照明と盆灯籠を配置して(まあベタな演出ですが)
雰囲気作りにもつとめました。

そのおかげもあり、おいでいただいたお客様には、
エアコンの涼しさに加えて、ほんの少し別の涼しさを楽しんでいただけたようで、
Road Qu メンバーは、ほっと胸を撫で下ろし、
これからも自信を持ってお奨め出来る作品だと確信しました。

公演後にお客様から、「怖かったよ」とのお褒めの言葉も頂き、
とても嬉しく思います。
演じる方は、全然怖くないので、お客様にはどう伝わっているのか、
演じ終わるまで判らないのですが、
実は、Road Qu が一番怖かったのは、公演の最後でよしかわさんが読み終わり、
山本さんの演奏が止んだ後に、
会場が静まり返った瞬間でした。
「この沈黙は何?」
「もしかして失敗?」
と言うような思いが浮かんでは消えの一瞬でしたが、
その直後に溢れんばかりの拍手を頂き、
心底ホッとし、体感温度が下がったひと時でありました。

さて、
次回はまんのう町・ビッグフットでの公演となります。
怪談のお好きな方も、もう一度聞きたいと思う方も、
ぜひおいで下さい。
Road Qu 一同、お待ちしております。

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